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チューリッヒ美術館展

チューリッヒ美術館展@国立新美術館に行ってきた。国立新美術館はオルセー美術館展以来だが,2つを同時に1階と2階でやっていた期間もあったようだ。今回は北斎に引き続き,会期終了間際の来訪になってしまったので,混雑を心配したが,それほどでもなかった。東京の美術館はだいたい金曜は「延長営業」だが,この時間帯にやってくる客質はとてもよく,そういう意味でも,大変気分良く鑑賞できた。

セガンティーニに始まってジャコメッティに終わる今回の展示は,「印象派からシュルレアリスムまで」という副題からもわかるように,14の部屋を廻って有名どころの絵ばかりで美術史を概観できるようなしかけだ。そのパンフレットがまた,素晴らしい。タイポグラフィーも秀逸。白井敬尚氏の作品と伺い合点がいった。

zurich

— posted by GKT at 08:03 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ボストン美術館浮世絵名品展 北斎

「偉才,極彩,北斎」なんて誰が付けたかC調な副題のポスター(褒めているんですよ)。会期終了間近になって,やっぱり見ておこうと,上野の森美術館へ。案の定,長蛇の列で40分待ち。会場内も芋を洗う混雑。それでもモノホンの北斎を見られて満足。最も有名な「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」も老眼鏡の助けは借りたものの目を近づければどんどん細かいところが見えてくる。じっと見入っていると学芸員のネエちゃんに「先にお進み下さい」と注意される。だから美術展は会期のはじめの頃に来なくちゃだめなんだ。できればTVで取り上げられる前にね。いや愚痴言ってるけど楽しかったですよ。画業の真骨頂は60歳を過ぎてからというところにも励まされたし。

hokusaiposter
ポスター
fugaku36-1
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
fugaku36-2
富嶽三十六景 凱風快晴

— posted by GKT at 08:37 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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